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人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件で警視庁捜査1課に威力業務妨害容疑で逮捕された渡辺博史容疑者は、
作者の藤巻忠俊さんへの「やっかみ」を犯行動機に挙げる。
ネット掲示板や脅迫文でも藤巻さんへの恨み言を並べ、一方的に嫉妬心を募らせていたとみられる。
一時中断しながら1年以上かけて約500通の脅迫文を送ったといい、世間を騒がせる高揚感で犯行を繰り返していたとの見方もある。
最初に渡辺容疑者とみられる人物からの犯行声明文が確認されたのは、昨年10月12日午後1時半ごろ。
千葉県浦安市内のネットカフェで、ネット掲示板「2ちゃんねる」に「俺は藤巻に全てを奪われた。恨むのなら藤巻を恨め!」などと書き込まれていた。
同日夜、藤巻さんが在籍していた上智大学(東京都千代田区)で、
硫化水素入りの容器や「俺は藤巻忠俊が憎い。漫画をやめろ」などと書かれた脅迫文が置かれているのが見つかった。
2週間後の10月26日にも、2ちゃんねるの閲覧者の質問に答える形で、「(動機は)端的に言えば復讐(ふくしゅう)」
「藤巻の居所が分かっていれば、とっくに刃物持参で押しかけている」などと書き込みがあった。
今年10月に産経新聞などに届けられた脅迫文では「動機は藤巻への怨恨(えんこん)や」
「藤巻と黒子の存在を許してきたこの世を俺は許さない」と繰り返している。
同じ脅迫文では「もし人生をやり直せるのならマンガ家になりたい」
「今の日本で最も価値の低い命から最も価値の高い命への反乱」などと書かれていたが、
渡辺容疑者は日雇いの派遣社員で、家賃4万円のワンルームマンション暮らしだった。
一方で、今年1月に2ちゃんねるで「終結宣言」を出しながら、4月に一部のイベント会場に脅迫文を送付。
半年後の10月に報道機関やコンビニ店などに脅迫文を送り、毒入り菓子を置くなどしており、再び世間が騒ぐのか確認する目的だった可能性がある。
逮捕時にも漫画誌イベントやバスケットボール大会の中止を求める脅迫文を約20通持っており、
捜査1課は今後も脅迫行為を続けるつもりだったとみている。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)