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★川口新郷工業団地の中国技能実習生受け入れ、大連からに一本化
川口市新郷の川口新郷工業団地協同組合(82社)は来春、中国の大連市から技能実習生を受け入れる。
同協組の石川義明理事長(61)ら代表団が11月末、大連市を訪問し、実習生送り出し機関「大連奔騰国際
経済技術合作公司」と協定を締結した。初年度は20歳代から30歳代の17人を受け入れる。
3年間の契約で毎年、同規模で受け入れる計画。大連は中国屈指の工業都市で、歴史的にも日本と縁が深い。
実習生は大連市で3カ月の日本語研修の後、来年4月ごろに来日し、川口市青木町の寮で生活しながら、
1カ月の日本語研修の後、配属先の各企業に通う。
石川理事長は「実習生はほとんどが実務経験者で、実力を発揮してもらえそうだ」と期待を寄せる。
川口新郷工業団地は、1990年から毎年、中国四川省から技能研修生を受け入れ、2010年からは重慶市に変更。
これまで毎年30人前後を受け入れ、ピーク時には約100人が団地内の工場で働いていた。総計は約1800人に上る。
現在は18社で61人が働いている。
四川省は成田空港から8時間かかるのに比べ、中国東北部に位置する大連は3時間と近い。鋳物や造船、機械
工業が盛んで日本企業の進出も多い。このため、同工業団地は2年がかりで四川から大連への切り替えを検討。
今後は受け入れを大連に一本化する。
大連を訪れた石川理事長は、中国人実習生たちが日本語や日本文化を学んでいる大連信業達職業訓練学校を
視察して講演、生徒たちと交流した。
石川理事長は「実習生たちには、日本でしっかり勉強して、日中友好の仲立ちをしてほしいと話した。日中間にいろいろと
あるが、日本を自分の目で見て判断してくれるように訴えてきた」と話している。
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