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★安倍首相がＡＳＥＡＮとの会談で対中包囲網画策？経済支援エサにー中国メディア
2013年12月14日
１３－１５日に東京で開催された日本・ＡＳＥＡＮ特別首脳会議の主要テーマは、経済・金融の協力推進だった。
しかし、会議が始まったとき、安倍晋三首相は「海洋の安全」や「中国脅威論」を取り上げ、経済協業を政治の
取引の道具にしようとした。１２月１４日、北京青年報が伝えた。
共同通信社の報道によると、安倍首相はインドネシアのユドヨノ大統領と、外交や防衛問題で情報共有を深めて
いくことで合意した。日本側の関係者は、安倍首相が総額６２０億円の経済支援を実施することや、鉄道、排水
などの基礎インフラ整備を支援することなどを申し出て、先手を打ったと明かした。また両国は、地震や津波など
自然災害への対応でも協力を深めることを確認。ここでも安倍首相は、資金や技術の提供を約束したという。
ＡＳＥＡＮを取り込むために、安倍政権は２兆円の各種経済支援を打ち出している。
安倍首相は経済支援の見返りに、中国の防空識別圏を巡る紛争などで、ユドヨノ大統領の支援を得たいと
考えていたが、ユドヨノ大統領は特別な反応を示さなかったという。
ＡＰ通信の報道によると、安倍首相は就任後１年で、ＡＳＥＡＮ１０カ国を歴訪した。しかし、東南アジアの
一部の国家は、日本を信用していない。ＡＰ通信は「中国や朝鮮半島と同じように、東南アジアの多くの国も
第二次世界大戦で日本軍の侵略を受けた。これらの国には、右傾化している日本を警戒する雰囲気もある」と
報道している。
（編集翻訳 浦上早苗）
URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)