13/12/15 14:22:09.17 0
>>1より
ハルモニがいかに追い詰められているか、思い知らされたのは15日、札幌で開かれた交流会だ。イさんが約50人を前に、半生を語り始めた。
「15歳の時、二人の男が現れ、私を殴ってトラックに放り込んだ。日本軍の飛行場で力仕事をさせられた。兵士に殴られ『帰してくれ』
と頼むと、連れて行かれたのが慰安所だった」
「日本の着物や草履の入った風呂敷を渡された。『代金は働いて返せ。金をたくさん作るには軍人の相手をたくさんするんだ』と」
「たくさんの兵士から性暴力を受けた。ショックで多くの少女が脱走して山に入り川に入り、死んだ。ジャングルの中で30人、集団殺害された。
14歳の少女が40人の相手をさせられた後、死んだ」
突然、通訳の女性が顔を覆った。北海道出身。ナヌムの家のボランティアだ。おえつしながら声を振り絞った。「ハルモニは今、少女たちがどれだけ、
どんなに残虐に殺されたか、細かく説明しています。通訳は勘弁してください」。重い、沈黙の時が続いた。
カンさんの話す番が来た。こう始めた。「ここの皆さんに罪はありません。政府の責任です。皆さんの上の上の代がしたことです」
「二度と戦争が起きないよう、問題を解決しなければいけない」
2人の違いは、予想外だった。本当は同じなのか。通訳が後で話してくれた。
「日本には、慰安婦は金目当て、うそつき、と言う人がいる。何とか信じてもらいたくて、イさんは過去の体験をどんどん詳しく語るようになった。
訳せないほどつらい話を。カンさんは、反発や恐怖をかわないよう、過去より、現在、未来を語るようになった」
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