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★朝鮮学校補助金問題 「残念」「子ども無関係」
2013年12月12日
川崎市の福田紀彦市長が本年度の朝鮮学校補助金をとりやめる発表をしたことに波紋が広がっている。
「子どもたちの笑顔あふれる最幸(さいこう)のまち」「対話と現場主義」。十一日の市議会でも
そう言葉を連ねた福田市長だが、多彩な市民が批判的な見解を示している。 (山本哲正)
「外国人市民とともに生きる地域社会を形成しよう」と、一九九六年に市がつくった市外国人市民代表者
会議。王平(ワンピン)委員長(40)は「横浜市で中華学校には補助金が出ている。同じ外国人学校なのに…」
と惜しむ。
母国語を残していくために、王さんらは中国語を、在日コリアンはハングルを勉強しているという。
「北朝鮮のできごとは、日本で暮らす在日には関係ない。多文化共生からも残念」として、市が来年度から
補助の在り方を検討するなら巻き返したいとする。
在日コリアンと結婚し、日本国籍の長男を朝鮮学校に通わせる日本人女性(37)は、この問題に「日本人として
恥ずかしい」と言う。母国を離れて暮らす場合、自国のことを学び、学校があれば通いたいという気持ちは
「そんなに不自然でしょうか」と問い掛ける。
最近、長男の交通安全の絵が佳作に入り、大型店で市立小の子どもたちの作品と一緒に展示され、うれしかった。
「一部の差別的な人に反感を買うかもしれないのに飾ってくれた。子どもは関係ないと理解してくれる人たちはいる」と話す。
市内で沖縄料理店を営む木戸京子さん(57)は、韓国人の知り合いが多く「(家計などで)困るかもしれない」と心配する。
中学生のころ沖縄から川崎に来た。市には沖縄出身者コミュニティーも根付いている。「日本は島国だから、いろんな文化を
採り入れる多文化共生には大賛成」であり、市が予定していた学校視察をしないままの決定を、「市長の独断かしらね」と残念がった。
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