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★泉北高速外資売却 値下げ額で維新に波紋
府が泉北高速鉄道(中百舌鳥―和泉中央)などを運営する第3セクター「大阪府都市開発」(OTK、和泉市)を
米投資ファンド・ローンスターへと売却する議案を巡り、大阪維新の会に波紋が広がっている。乗り継ぎ運賃の
値下げ額を10円とした同社に対し、売却先公募で次点の南海電鉄が80円を提案していたことから、沿線選出の
府議を中心に異論が噴出。16日の採決まで曲折がありそうだ。(小山内晃、伊藤甲治郎)
◇身内の批判
10日の府議会本会議一般質問。「民営化は値下げの最大のチャンス。本当に10円でいいのか」。松井知事に
迫ったのは、与党会派の維新・西野修平府議。松井知事は「やむを得ない」と述べるにとどめた。
OTKの株式売却の公募には、ローンスターや南海など計6社が応募、株式購入額で最高の781億400万円を
提示したローンスターが優先交渉権を獲得した。次点の南海は720億円だったが、運賃値下げ幅はローンスターの8倍に上った。
このため、維新内部から、「70円もの差があっては、地元の理解を得られない」と不満が噴出。堺市議会では4日、
ローンスターへの売却の白紙撤回を求める決議に対して、維新堺市議団が反対せずに退席し、採択された。
維新府議団は11日にも議案への意見を集約する予定だが、府議の一人は「会派が賛成を決めても、絶対反対だ。
相応の覚悟はしている」と漏らしている。
◇どちらが得?
泉北高速の運賃は現在、160~320円。和泉中央から中百舌鳥で南海に乗り継ぎ、難波まで行った場合620円かかり、
地元では「高い」と不満の声が多かった。沿線の3大学は今月初め、松井知事あてに運賃値下げを要望。11日には和泉市
議会が運賃値下げなどを求める決議を可決する見込みで、13日には売却案への懸念を示す堺市の竹山修身市長が松井知事と
会談する予定だ。(以下略)
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