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気象庁は9日、小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)近くの火山噴火でできた「新島」について、
「数年以内に消えてなくなることはない」との見解を示した。波などの浸食に強い溶岩が、
浸食に弱い火山性噴出物を覆っているのが確認されたという。
噴火が始まった11月当初、新島は噴出した数メートル?数センチの火山弾や灰などが積もった状況で、
波の浸食に弱い状況だった。
ところが、1日の調査で東と南南東方向に溶岩が流れていたほか、
4日には海上保安庁が南西方向に溶岩が流れていたのを確認したという。
気象庁は「多くの部分が溶岩に覆われたとみられる。今後、全体を覆えば、島として残る可能性がより高まる」と評価した。
4日現在の面積は5万6000平方メートル。発見翌日の11月21日と比較すると3.7倍に拡大した。
最も高い部分の標高は約30メートルという。
12月09日 20時11分(最終更新 12月09日 20時22分)
URLリンク(mainichi.jp)
小笠原諸島・西之島近くの火山噴火でできた「新島」は大量の溶岩が流れ出て拡大している=2013年12月1日(海上保安庁提供)
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