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「それは ひみつ ひみつ ひみつ ひみつの安倍ちゃん」
こんな替え歌がネットで出回っているそうだ―という新聞記事が、ネットで話題になっている。
特定秘密保護法にネットでも反対論が強まっている、という趣旨で掲載されたのだが、
当のネットユーザーから「聞いたことがない!」とまぜっかえされてしまった。
この替え歌は、往年の人気アニメ「ひみつのアッコちゃん」の主題歌を、特定秘密保護法と安倍晋三首相に引っ掛けてパロディー化したものだ。
原曲は井上ひさしさん、山元護久さん(ともに故人)の手になる愛らしい歌詞だが、この「安倍ちゃん」版は、
「野党を抱き込み 高飛車で がーんとゴリ押し それはなあに それは ゾンビ ゾンビが復活 ツンツツン 死んでなかった 戦前に後戻り
ツンツツン それはなあに それは ひみつ ひみつ ひみつ ひみつの安倍ちゃん」と直截的な政権批判となっている。
東京新聞では東京・杉並区を中心とした反対運動を紹介した記事の中で、この替え歌を「インターネット上に出回っている」と取り上げた。
法案反対の姿勢を明確に打ち出す東京新聞だけあって好意的な紹介で、素直に読めば、「そうか、ネット上でもみんな法案に反対しているのか」と受け取ってしまいそうな内容だ。
ところがこの記事が掲載されると、ネット上ではその内容に首をかしげる人が相次いだ。
「初めて聞いた」というのだ。ブロガーの篠塚修司さんもこれを検証、東京新聞掲載前の時点でネット上には
「3件」しか露出がなく、しかもそれは反対派の市民団体などのページばかり、としたため、さらに疑問が広がった。
なおこの替え歌について、東京新聞、あるいは実際にネットで紹介していた市民団体のページでは作詞者を示していないため、
ネットの中から「詠み人知らず」的に誕生したように見える。
しかし実際には、元NHKプロデューサーの永田浩三・武蔵大学教授がフェイスブックで、自らが作詞者であることを明かしている。
URLリンク(www.j-cast.com)
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