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★「重文388件が所在未確認」 ネット出品 家宝意識薄く
2013.12.8 12:28
国宝を含む国の重要文化財が全国各地で所在不明になっている問題で、個人所有の重文約800点の
うち半数近くの所在が確認できていないことが、文化庁の調査で分かった。一部は不特定多数が利用
するインターネットオークションに出品されている実態も判明。文化財を代々引き継ぐという価値観
の喪失など、所有者のモラルの低下を懸念する声が上がっている。(川瀬弘至、篠原那美)
◆無届け売買が横行
文化庁によると、重文には現在、国宝871点を含む美術工芸品1万524点が指定されている。
このうち売買されることの多い個人所有の約800点について10月に確認調査を行ったところ、
いつの間にか所有者が代わっていたなどの理由で388件の所在が確認できなかった。
文化財保護法では、譲渡や相続などで重文の所有者が代わる際、文化庁に届け出なければならない。
しかし最近は無届けで売買したり転居したりする所有者が多く、「所在確認は年々難しくなっている」
(文化庁関係者)という。
文化庁が懸念するのは、無届けの売買による文化財の散逸や海外への流出だ。今年7月には、重文と
同じく海外輸出が禁じられている「重要美術品」の仏教文書が中国でオークションにかけられていた
ことが判明。8月には、重要美術品とみられる刀剣が匿名で利用できるインターネットのヤフーオーク
ションに出品されていたことも分かった。(以下略)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)