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★外国人児童の教育支えて35年 「信愛塾」記念式典
2013年12月1日
横浜市内などに住む外国人児童、生徒の学習支援や生活相談に取り組むNPO法人「在日外国人
教育生活相談センター・信愛塾」が三十日、設立三十五周年の記念式典を横浜市中区で開いた。
信愛塾は一九七八年十月、同市内に住む在日韓国人の教育支援を目的に、教会の牧師らが開設。
現在は中国やフィリピン、インドネシアなど十二カ国の児童、生徒ら約百人が登録し、放課後の
日本語学習や各教科の補習を受けている。経済事情が苦しい保護者の生活相談にも乗る。生徒や
保護者から料金は取らず、活動費は支援者のカンパを中心にまかなっている。
信愛塾出身で、今は塾の子どもたちに勉強を教えている大学三年生の朱晨亮(しゅしんりょう)
さんは、料理人の父と暮らすため、七年前に中国・上海から来日。「まったく日本語が話せない中、
いろんなことを教えてもらった」と振り返った。
あいさつした信愛塾理事長の久保新一さんは「外国人に対するヘイトスピーチ(憎悪表現)など、
信愛塾をめぐる状況が悪くなる中で、私たちは外国の子どもたちの教育の権利を守る」と
決意を新たにした。
式典では、信愛塾の児童、生徒らが「すてきな友達」という歌を合唱。「悲しいときも仲間が
いればつらくはない」と、手をつないで歌った。 (新開浩)
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