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西山が情報源秘匿というジャーナリズムの根本原則を足蹴にしたことで、
逮捕され家庭崩壊に追い込まれた女性事務官。
今は車椅子生活で言葉にも不自由になってる闘病生活だそうだ。
女性は毎日新聞に弁護士もつけてもらえず、
事務官と職場が一緒だった男性が弁護士探してきて裁判を支援してやり、
弁護士夫人に勧められて男性は女性と結婚。
男性によれば、女性はその後の生活の中でで事件のことに言及することは全くなかったらしいが、
珍しく発言したことがあって、山崎豊子の「運命の人」という西山事件の小説について、
「そりゃ山崎さんは毎日新聞OBだから、西山のやったことをいいように書くに決まってるわよ」
「西山は情報源は守ると言ったから渡したのに守ってくれなかった。西山に騙された」と
男性に語ったそうだ。
これまでマスコミの取材には一切応じることはなく、近所の人らも夫妻がどういう人か全く知らない状態。
あえて今回取材に応じたのは、今度の機密法について、男性は反対の立場だとしながらも、
西山が正義の人みたいに持上げられていろいろ発言してるのは許せないとのこと。
「西山事件で人生壊れた」女性事務官の夫がスクープ告白－外務省機密漏えい
◆ 元毎日新聞記者・西山太吉、国家公務員法、特定秘密保護法案
フライデー(2013/12/13), 頁：24