13/11/26 15:22:36.12 0
>>1より
いわき短期大学の畠中信義特任教授は「情報は公開することで初めて判断することができる。また、人権が失われれば、
2度とその人権を戻すことができない。秘密・秘密・秘密と秘匿していくことによって、どうして公益が図られるのか、
それがいちばんの問題だ」と述べました。
弁護士の荒木貢氏は「すでに自衛隊法に防衛秘密の規定が存在し、国家公務員法などで守秘義務を課しており、それで十分だ。
特定秘密保護法案は、平和主義、民主主義を大きく侵害し、多大な人権抑圧を招く。断固、反対だ」と述べました。
いわき市の佐藤和良市議会議員は「特定秘密保護法案については、慎重な取り扱いか、反対、廃案を求める国民の声が圧倒的だ。
今回の公聴会をあすの採決のための通過儀礼にするのではなく、全国で公聴会を開催して国民の声を聞いてほしい」と述べました。
◆住民「必要な情報を得られなくなることが心配」
公聴会で意見を述べた7人はいずれも各党から推薦された人で、会場で傍聴できる50人も各党に事前に割り振られていたため、
一般の住民は入場することができませんでした。
会場周辺には、公聴会に入ることができなかった市民団体のメンバーや住民などおよそ100人が集まり、法案に対する
抗議活動を行いました。
参加者たちは、「特定秘密保護法案に反対」とか、「情報は民のもの」などと書かれた横断幕を掲げたりチラシを配ったりして、
法案の廃案を訴えました。
抗議活動に参加した福島市の49歳の女性は「限られた人たちを集めて行う今回の公聴会は、公聴会をやったというアリバイ
づくりとしか考えられません。原発の情報は、今でさえあとから判明する事実があるのに、この法案が成立したら私たちが
必要な情報を得られなくなるのではないかと心配です」と話していました。
また、福島市の72歳の女性は「復興関連の法案についてはゆっくりと時間をかけて進めているのに、この法案だけ議論を
尽くさずに急いで決めるのはおかしい」と話していました。