【三重】かっぱの恐怖、今も 約束破りキュウリ栽培30年at NEWSPLUS
【三重】かっぱの恐怖、今も 約束破りキュウリ栽培30年 - 暇つぶし2ch156:名無しさん@13周年
13/11/25 23:20:06.37 dE1OXv8R0
河童と公害~『現代民話考』より~
URLリンク(concordantia.hatenablog.com)

『現代民話考』は、少ない時間を作っては読んでいる一冊です。
この本は、様々な人々が語った明治以降の不思議な出来事を録取したものです。
本書では、第一巻として、「河童・天狗・神かくし」に関する話を載せています。
これを読んでいると、時代の変遷があろうともたくみにその姿を変え、人々の語りの中で命脈を保つ不思議なコト・モノのかたちを探ることが出来て大変興味深いです。

本書の中でも、昔から語り継がれ、書かれ/描かれ続けてきた不思議なモノ・コトの、現代における発展形態を語ったものとして面白いのが、「十四 河童の悩み」の章にある河童と公害にまつわる話であります*1。
これを要約すると、ある村に昔からいた河童たちが、川の公害汚染に耐えかねて川から消え、村人らは二年後に川の汚染を知り、河童に謝るというものです*2。

河童の実在は置いておくとして、この話で私は、河童を登場させた人々の心性にとくに興味を抱きました。
すなわち、なぜ人々は河童の存在を語ったのか、河童を登場させることに何の意味があるのか、ということです。
公害が発生しているならば、「魚に異常がでた」とか「その魚を食べたら、身体に異常が生じた」などの語りをすることも可能です。
しかし、この河童のエピソードは、他の公害による各種汚染事例と異なったいくつかの特徴を持っていると思います。
そして、その特徴にこの話の語られない部分に込められた意味があるのではないでしょうか。


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