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★【暗躍列島を暴く】沖縄の矛盾 基地で厚遇を受けつつ「米軍反対!」 返還延期要請も…
沖縄は不思議な県だ。県民所得は2008年度を除けば、連続全国最下位にもかかわらず、戦後、
人口は増加の一途をたどっている。あるタクシー運転手は「月10万位の稼ぎにしかならないけど、
ゆいま~る(相互扶助)精神が行き渡っているから暮らしやすいさぁ~」という。県民全員ではないが、
何かカラクリがあるのではないのか。
実は、沖縄にはあまり働かなくても大きな収入を得る機会がある。基盤となるのは米軍基地や自衛隊基地である。
米軍基地で働く軍雇用員の給料は、10年度で計約504億円にのぼる。公務員並みの厚遇は魅力で、
現在約1万人が待機しているという。ところが、狭き門をくぐり抜けて、めでたく採用が決まったその日から
労働組合に加入し、赤い旗を振る人もいる。「米軍反対!」を唱え、一方で給料はもらうという寸法だ。
以前、私は「それって、おかしくないですか?」と聞いた。すると、組合員は「上からの指示だから仕方がないさぁ~」
という返事だった。中には、基地内で野菜や鶏まで飼ってサイドビジネスを営むツワモノもいるという。
反基地運動に関しては、こんな証言もある。
那覇在住で定職を持たず、自由な生活をしているA氏は「基地反対集会や座り込み運動のバイトはいい金になる。
日当2万円プラス弁当がつく日もある。掛け持ちで2つの集会に出なければならない時は、別の人間にいかせて
1万円をピンハネするから、私の日当は3万円になるときもある」と明かした。
どうやら、バイト代を出す組織もあるようだ。(抜粋)
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