13/11/21 22:46:49.03 0
>>4の続き
安倍は日銀―「通貨の番人」つまりインフレなど許さないことを使命とする―や内閣法制局―
「法の番人、とりわけ憲法の番人」つまり政権や支配党が、憲法を勝手に解釈して、平気で憲法違反を
繰り返す（自民党とのその政府が実際そうであったように、また現在もそうであるように）行うことを
許さないことを使命とする―を、その内部のメンバーの反対と抵抗を排してまでして、強引に
安倍政権の下部機関、政策的道具にまでおとしめたが、今や“公共機関”と言われるＮＨＫにまで手を
伸ばし、さらに進んで、司法の最高機関である最高裁判所にまで食指を動かし、それらすべてのかいらい
機関化を虎視眈々と狙い、またそのための策動を逞しくしている。
やかましく論じられてきた“公務員改革”も、結局は、安倍政権による幹部公務員の任命権の強化に
行き着いたし、行き着こうとしているし、新しく組織されるＮＳＣ（国家安全保障会議）の事実上の
トップに、安倍の肝いりの谷内（やち）正太郎を起用するというが、この男は安倍のたいこもちとして、
「価値観外交」などを先頭にたって推進して来たような札付きの悪党であり、反動である。
要するに安倍政権はまさに“権力”を政権のもとに徹底的に集中するのであり、そうすることで
“長期政権”を、安倍の専制体制を固め、天皇制国家主義の政治を強力に、遮二無二推し進めようというのである。
まさに専制体制、ファシズム的体制への衝動であり、志向であり、国民総奴隷化への願望以外の何ものでもない。
三権分立や、日銀や内閣法制局や司法や省庁などの独立性等々―もちろん資本の支配のもとでは、
こうしたものは本質的に、相対的なものであり、そうしたものにとどまるのだが―は、権力主義者の
安倍の眼中にないのであり、自分に都合が悪いなら憲法でさえ歯牙にもかけないのである。
>>6に続く