13/11/21 22:46:09.22 0
>>1の続き
このわがままに育てられたお坊ちゃんは、自分が考えたこと、やりたいと思ったことは、何をしても
いいのだと思い込んでいるのであり、それを“政治の”世界でも平気で、無神経に行うことができる
のである。もちろんそれは、ただ自分が意のままに振る舞える時期だけであり、ほんのわずかでも困難が
生じて来ると、たちまち６年前と同様に、“躁状態”から“欝状態”に急旋回し、行き詰まってしまうのだが。
その５人とは、埼玉大学の“名誉教授”であり（“非名誉教授”の間違いではないのか）、“哲学者”
でもあらせられる長谷川三千子であり、作家の百田尚樹であり、日本たばこ顧問の本田勝彦―安倍の
少年時代の家庭教師―であり、さらに海陽中等教育学校校長の中島尚正―安倍のブレーンの一人、
ＪＲ東海の葛西の付録みたいな存在―である。
彼らはみな安倍と「志」を一致する極めつきの反動であり、天皇制国家主義者である、つまりまるで
１９４５年までの亡霊が生き返ったかのような、非常識のこっとう品的存在であるが、そんなひどい
連中が、安倍の意のままに動くＮＨＫを実現するために、経営委員になり上がり、権力を握るのである。
百田は反動派の雑誌で安倍を天まで持ち上げて、「再び日本は立ち上がるだろう。安倍晋三はそのため
に戻ってきたエースである」などと書き立て、また産経新聞の常連の執筆者である長谷川も、「明治維新
は決してただ日本を変えただけではない。むしろ日本の“本来の根”をさぐりあて、その上に国家を築く
ことによって、維新は成就したのである」などと古色蒼然たる、見当はずれの“哲学”を振りまいて
いる。彼女が言う「日本の本来の根」とは以下のようなものであるそうな。
「天皇と皇室を敬い、世界最古の皇統を守り続けること。日本の歴史・伝統・文化―天皇制国家
としての歴史や伝統や文化・引用者―を重んじた新しい憲法を制定すること。先人が紡いだ歴史に
感謝し、個人の独立自尊の精神を育む国民教育を行うこと」云々（産経新聞１２・６・２０）。
>>3に続く