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【セブ(フィリピン中部)=吉村英輝】台風被害支援のためフィリピンで活動する自衛隊国際緊急援助隊の中西信人隊長(50)は17日、
セブで産経新聞のインタビューに応じ、活動方針について「われわれは日本人の真心を伝えに来た」と述べ、友好国の支援へ、
誠心誠意臨んでいく姿勢を示した。主なやりとりは以下の通り。
--先遣隊として多くの犠牲者を出したレイテ島のタクロバンなどを視察した
「タクロバンの被害は最大で、程度は東日本大震災かそれ以上だ。ただ、そこばかりフォーカスされている。
他に取り残されている場所があり、気がかりだ」
--レイテ島は第二次大戦の激戦地となったが、現地の反応は
「まず訪ねたマニラの国防省では、友人が来たという感じで迎えられた。どこかの国が『歴史、歴史』と言っているので、
どういう反応か不安だったが、(否定的反応は)全くなく、とにかく早く来てくれということだった。
やろうとしていることが正しいと、自信を持つことができた」
--艦艇の派遣を含め、自衛隊の海外への災害支援としては最大規模になる
「フィリピン側は、大規模部隊の派遣も当初から大歓迎だった」
--米軍の支援も厚い
「私は昨夏まで沖縄の連隊長を務めており、米海兵隊とは気心が知れている。
それが緊急援助隊の隊長に選ばれた理由の一つでもあるのだろう。特に気負うことなく協力していける」
--今後の援助の戦略は
「われわれはここに、日本人の真心を伝えに来た。真心を背負ってきたんだと思っている。
外交上、戦略上のさまざまなテクニックはあるかもしれないが、それより先にフィリピンの人々と心が通じ合うことが大事だ」
ソース 産経新聞
URLリンク(sankei.jp.msn.com)