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2001年9月4日 元米捕虜ら日本政府に1兆ドル賠償請求、連邦地裁に提訴
【ニューヨーク6日=山中季広】 第2次大戦中に日本軍から受けた損害として
1兆ドル(約120兆円)の賠償を求める訴訟を、元米兵捕虜らがシカゴの米連邦地裁に起こした。米紙シカゴ・トリビューンが6日報じた。
原告は、日本軍の捕虜になり、フィリピンでの「バターン死の行進」を生き延びた元陸軍大佐メルビン・ローゼン氏と、
捕虜たちの治療を強制された元陸軍看護婦エセル・ミレットさんら。サンフランシスコ平和条約50周年を前に、4日に提訴した。
訴訟を取りまとめた米ノースウェスタン大学のアンソニー・ダマト教授(国際法)は、「日本政府が条約締結後も、
個人が賠償を求める裁判を起こす権利をオランダ側に認めたと読める文書が発見された」との報道などを根拠に、
「米市民個人も戦争による賠償の損害を日本側に求める権利を保持している」と主張。
巨額の請求については「日本軍による犯罪行為の数々を思えば、これでも控えめなくらいだ」と説明している。
(朝日新聞2001年9月7日夕刊)