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★フジテレビがお台場で「カジノ構想」 テレビ局が「胴元」になっていいのか?
キャリコネ:2013年11月16日(土)14時00分配信
カジノ解禁がいよいよ現実のものとなりそうだ。
報道によると、安倍首相も参加する超党派のカジノ議連によるカジノ基本法案は、この臨時国会で提出予定であり、
おおよそ可決される方向で動いている。
これにともなって、複数の企業が東京都のお台場エリアにてカジノを含む総合型観光リゾートの建設を提案して
いることが報じられた。提案自体は昨年から行われていたが、11月8日のロイターの報道で広く知られた形になる。
目を引くのがこの提案を行っている企業だ。不動産や建設を手掛ける三井不動産や鹿島は分かるとして、
なんとフジ・メディア・ホールディングスが名乗りを挙げているのだ。
◆マスメディアのカジノ運営に疑問の声
フジMHDは言わずと知れたフジテレビのほか、出版社の扶桑社やラジオ局のニッポン放送などを傘下に収めている。
サンケイビルのような不動産開発デベロッパーも所属しているが、グループ売上の50%以上を占めるのは、
やはりフジテレビを中心とした放送事業だ。
例えば2013年3月期の売上高6761億円のうち、放送事業は3520億円となっている。
事実上、フジMHDはフジテレビをコアとしたメディア会社と言っていいだろう。
こうしたことから、ネットでも「フジテレビがカジノ事業に参加?」と驚く声も見られた。ツイッターなどでは
「提案した会社にフジテレビが入っているのが胡散臭く感じてしまう」「フジテレビがカジノをするなら電波免許を
返上しろ」と、公共の電波を有するマスメディアがカジノ事業に参加するのをいぶかる声もある。
>>2へ続く
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