13/11/15 18:46:05.33 WTU7lmz1P
>>370
白馬事件もその他の強制連行>>302>>342>>347>>372も、万引きのような個人(一人)でできる犯行ではない。
現地の軍官憲が組織的に関与している。
■白馬事件以外にもあった強制連行(5)
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「海軍特別警察隊」太平出版社、1975年
対象が決定したので次は方法であった。早急に対象となる女性のリストを作って、本人に交渉する。
ある程度の強制はやむを得ないだろうという事だった。(略)副官の大島主計大尉は何が何でも
やってやるぞという決意を顔一面に現して、「司令部の方針としては多少の強制があっても
出来るだけ多く集めること。その為には宣撫用の物資も用意する」(略)
「集めた女は全員必ず喜んで承知させるぞ、俺の腕のいい所をみていてくれ」
副官にはそういう自信がありありと見えた。結局女性集めは民政関係の現地人
警察を指導している政務隊におしつけられ、副官が中心になり、特警隊(憲兵)
は協力し各警備隊・派遣隊もできるだけ候補者のリストをだして協力することになった。
敗戦後、民政警察の指導に当たっていた木村司政官が話してくれた。
「あの慰安婦集めではまったく酷い目にあいましたよ。サパロワ島でリストに
報告されていた娘を集めて強引に船に乗せようとした時、今でも忘れられないが、
娘たちの住んでいた部落の住民が続々と港に集まって船に近づいて、娘を返せ!
娘を返せ!と叫んだ声が耳に残ってますよ。拳を振り上げた住民の集団は恐ろしかったですよ」
私はそこまで強制されたとは知らなかった、特警隊から売春容疑者を捕まえて収容所に送って協力していた。』