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★特定秘密保護法 「安倍さん信頼」「石破さん好き」で賛成は×
2013.11.10 07:00
国会でいよいよ特定秘密保護法案の審議が始まった。法案によれば、「特定秘密」とは「防衛」「外交」
「特定有害活動の防止」「テロリズムの防止」に関する事項を指し、その中身が多岐にわたって例示されている。
特によくわからない「特定有害活動の防止」を例にとれば、
〈イ、特定有害活動の防止のための措置又はこれに関する計画若しくは研究
ロ、特定有害活動の防止に関し収集した外国の政府又は国際機関からの情報その他の重要な情報
ハ、ロに掲げる情報の収集整理又はその能力
ニ、特定有害活動の防止の用に供する暗号〉
が「特定秘密」に当たるという。「措置」「計画」「研究」というだけでも幅広いのに、役人お得意のフレーズ
「その他の重要な情報」まで入るのだから何でもありだ。それを未来永劫、国民に秘密にできるのである。
法律により権力者に大きな権限を与える時は、権力者が善意で行動すると仮定してはならない。
悪意を持った権力者が現われた時、暴走を止められなくなるからである。
言うまでもないが、「安倍さんは信頼できるから」とか「石破さんのことは好きなので」といった理由で法案に
賛成するのは間違いだ。彼らの国会答弁を未来の権力者が守る保証もない。是非は「法律に何が書かれるか」で判断すべきである。
すでに原発や放射能汚染に関する情報が「テロリズムの防止に関する事項」にされるとの懸念は多く、法案を担当する
森雅子・大臣はTPP(環太平洋経済連携協定)関連情報についても秘密に当たる可能性を示唆した。
小池百合子・元防衛相に至っては、首相のスケジュールさえ「国民の知る権利を超えている」として秘密にすべきと主張した。
>>2へ続く
※SAPIO2013年12月号
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