13/11/16 23:59:35.20 wEDeqNZaP
>>561
日本軍が直接慰安婦募集をしたと分かればよろしい
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○大林清『玉の井挽歌』(1983年,青蛙房)
「そこで皆さんにお願いだが、軍の慰安のために接待婦を至急集めて戦地へ渡ってもらいたい。つまり軍に代わって慰安施設を開いてもらいたいということです。
何ぶん戦線は広汎にわたるので、内地はもとより台湾・朝鮮からも自主的に或いは軍の要請で、すでに多くの娘子軍大陸へ渡っているが、
本日お集まり願った玉の井・亀戸地区の皆さんにも、是非ご協力を願いたい。派遣地域はとりあえず上海を起点とする中支方面、住居は軍が準備するし、
食事の給与その他移動に関しては、すべて軍要員に準じてこれを行ないます。細かい点については当方の担当者と相談の上でやっていただくが、
要するに業者の皆さんが自主的にこれを経営するという形を取りたいのです。まさか軍が女郎屋を経営する訳にはいかんのでね。はっはっは」
少佐は参謀肩章を揺すって笑った。
誰が計画を立案し、研究したか知らないが、軍では慰安所開設について、たとえば娼婦の料金をいくらにし、それを雇主とどう分配するかまで、業者顔負けの案が出来ていた。
少佐は軍が女郎屋を経営する訳にはいかないといったが、それが軍の一機関であったのは、慰安所要員に正規の兵隊が派遣されて来ていたのでも分かる。
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