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■持ち物に「バカ」「ヤメロ」の落書きも
小学校の同僚の女性教諭に睡眠導入剤を入れたシュークリームを食べさせ、急性薬物中毒にしたとして、大阪府警平野署は14日、
傷害などの容疑で、大阪市立加美北小学校(同市平野区)の講師の女(60)を書類送検した。教諭は一時意識不明となり、入院を
余儀なくされた。
また、職場復帰したばかりの教諭の運動靴や指導用教科書に「ヤメロ」「バカ」とマジックで書き込んだ器物損壊容疑でも書類送検した。
「教諭の指導方法が自分と異なり、任せていたら子供たちが育たないと感じた。態度にも不満があり、邪魔で仕方なかった。いなくなれば
いいと思った」と容疑を認めている。
傷害の書類送検容疑は昨年6月1日午後4時5分ごろ、小学校職員室で、市販のシュークリーム1個に睡眠導入剤を混入して40代の
女性教諭に食べさせたとしている。教諭は食べて間もなく意識不明となり、病院に搬送。9日間入院した。
同署によると、女は家族に処方された導入剤の錠剤を持参。職員室での会議中に自ら買ってきたシュークリームを配り、教諭にだけ
錠剤入りのものを渡した。「1錠を割って中に入れた」と供述している。
■血液鑑定で覚えのない薬の成分が…
病院から急性中毒の患者がいると通報があり、同署が女性の血液を鑑定したところ、服用した覚えのない導入剤の成分が検出された
ことから捜査していた。
今年4月には教諭が担当する児童の個人情報が書かれた書類の紛失も起きており、同署が関連を調べている。
学校によると、女は同署の任意の聴取を受けた8月から自宅待機となり、出勤していない。校長は「講師は指導力が高くて評判が
良かった。このようなことになり、申し訳ない」と話した。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)