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両陛下の強い思い 350年ぶり変更 “火葬”に
天皇・皇后両陛下が亡くなった際の埋葬方法について、宮内庁は、これまでの「土葬」から
「火葬」にすると発表しました。350年あまり続いた土葬の伝統が変わる背景には、
両陛下の強い思いがありました。
いまから24年前。昭和天皇が崩御された際の葬儀の様子です。昭和天皇の柩は、
東京・八王子市にある「武蔵陵墓地」に埋葬され、およそ1年をかけて「陵」が建設されました。
天皇・皇后などの墓にあたる「陵」。そのあり方が、大きく変わることになりました。
宮内庁は14日、いまの天皇皇后両陛下が亡くなられた場合に、これまでの「土葬」から
「火葬」にすると発表しました。江戸時代初期の後光明天皇から昭和天皇まで350年あまり続いた
土葬の伝統が変わることになります。なぜ、火葬になったのでしょうか。
宮内庁によりますと、両陛下は、かねてから、「陵」や「葬儀」について
「極力、国民生活への影響を少なくしたい」との思いを持たれていたということです。
そのうえで、火葬であれば、陵を簡素化できること、今の社会では、火葬が一般化していること、
天皇家では歴史的に土葬、火葬どちらも行われたことを理由にあげています。
「長い天皇家の歴史では、火葬はそんなに特殊なものではなかった」(静岡福祉大 小田部雄次教授)
「国民に多大な負担をかけることになりはしないか、時代の実情に合わせるということを
検討してほしいと(陛下が)おっしゃった」(京都産業大 所 功名誉教授)
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