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医療法人「徳洲会」グループの公職選挙法違反事件で、自民党の徳田毅(たけし)衆院議員(42)
=鹿児島2区=の父親の虎雄前理事長(75)が、系列病院の職員を衆院選に動員するよう病床から
指示し、その直後に開かれた選挙対策会議で派遣人数が決まったことが、関係者への取材で分かった。
東京地検特捜部は、難病の前理事長が長女の越沢徳美(なるみ)(50)、次女のスターン美千代(46)両容疑者
=同法違反容疑で逮捕=を通じ、違法な組織選挙を主導したとみている。
関係者によると、前理事長の指示を受け、徳美、美千代両容疑者らは昨年11月の衆院解散直後、
鹿児島市内で選挙対策会議を開き、全国の病院職員の派遣を正式に決定した。美千代容疑者は
会議で「動員数を決めて、父に了解を得る」と発言したという。また、徳洲会東京本部は、
欠勤扱いとなる職員の給与や交通費などの支払い方法を記載した文書を各病院に通知したが、
美千代容疑者は通知前にグループ幹部から報告を受け、支払い方法について意見したとされる。
(中略)
◇系列企業に関与
「徳田ファミリー」は長女の徳美、次女の美千代の両容疑者を中心に、2010年前後から
グループ経営へ関与を強めた。
徳美容疑者は、系列病院に医薬品や医療用品を納入する株式会社「徳洲会」の社長を1999年の
設立時から務めた。美千代容疑者は東京・赤坂で眼科を開業する傍ら、2011年にはグループの
医療機器リース会社などの代表に就任。2人とも数年前から、父・虎雄前理事長と行動を共にする姿が目立った。
関係者によると、徳美容疑者ら親族は、10月末にグループ企業役員の辞表を提出した。
一方、逮捕された幹部職員4人は、長年選挙運動を手伝うベテランが多い。中には、過去にも
選挙違反で逮捕されたり、指名手配されても偽名を使って公訴時効まで逃げ続けたりした職員もいる
という。「こうした人だけで『戦友会』と称して慰め合うこともあった」。ある徳洲会関係者は振り返った。
毎日新聞 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)