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●いい方向に向かっていないネット世論
--そうした社会へのインターネットの広がりにより、ネット世論といわれるものが社会を動かすケースも増えています。
川上さんは「ネット世論は、あまりいい方向に向かっていない」と指摘されていますが、なぜそのようにお考えなのでしょうか?
川上 ネット世論が世の中を動かすという流れにだんだんなってきていますが、それはあまりいいことではないと思います。
実際、世間の思いとは裏腹に、インターネットは世の中をよくする方向には向かっていません。
例えば、あるプロ野球球団が試合に負けた時、「監督の采配が悪い」などとさまざまなメディアに叩かれます。
そして、その球団のファンも怒り、「俺が監督をやったほうがうまくいく」と思うわけですが、
冷静になって考えてみれば、そんなはずがないことは、誰でもわかるはずです。
原発問題などの社会問題についても同じ構造が見られます。誰もが「自分が考えていることが正しい」と思い、
「すぐに稼働を止めなければいけない」「いや、止めるべきではない」 「自分の主張が正しいのに、どうしてほかのみんなはわからないのか?」
とネット上で主張する。現在のネット世論はそういう状態にあります。
つまり、ネットユーザーが求めていることは、プロの存在を否定して、「素人が運営する国」であり、
これはどう考えても最悪の国、最悪な社会体制ですよね。誤解を恐れずに言えば、プロが全部決めて密室でやったほうがいいに決まっています。
でも、密室だと信用できないから、公開=透明化して、世論で社会を動かそうとしているわけですが、それではただの欲望で社会を動かすことにほかなりません。
「消費税は上げるな。なぜなら上げてほしくないから」。極論すれば、そういう理由ですべてが決まっていくわけです。
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)
>>2
【論説】 押井守 「ドワンゴ会長曰く『日本は最下層の人間が全部ネットにぶら下がってる』と。だからネットが罵詈雑言の世界に」★7
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