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【AFP=時事】ロシア正教会の聖堂でウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を批判する
歌を演奏してフーリガン行為で有罪となり服役中の女性パンクバンド「プッシー・ライオット(Pussy Riot)」の
メンバー1人が、10月中に移送されたはずの刑事施設にいないことが判明し、消息が案じられている。
先月から消息が分からなくなっているのは服役中のバンドメンバー2人のうちの1人、ナジェージダ・
トロコンニコワ(Nadezhda Tolokonnikova)さん。ロシア中部の刑務所に収容されていたが、所内での
虐待を訴えてハンガーストライキを行ったため、10月22日にシベリア(Siberia)にある別の刑事施設に
移送されたことになっている。ロシアの人権監視機関は前週、トロコンニコワさんは移送途上にあり、
身柄は安全だと発表した。
しかし、トロコンニコワさんの夫のピョートル・ベルジロフ(Pyotr Verzilov)さんが7日、当局から
移送先だと知らされたシベリア連邦管区クラスノヤルスク(Krasnoyarsk)の施設を訪れたところ、
トロコンニコワさんはいなかったという。
危機感を抱いたベルジロフさんは、マイクロブログのツイッター(Twitter)への投稿で、
「(シベリア連邦)管区の刑事施設当局から『トロコンニコワはここにいないし、いつ到着するのかも
知らない』と言われた。ナージャ(ナジェージダの愛称)との連絡が途絶えてから、もう19日になる」と
不安をあらわにした。また「雪、雪、雪、零下20度。このどこかに彼らがナージャを隠している」と
書き込み、雪深い施設周辺の写真も投稿した。(続きはソースで)
AFP通信 URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)