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★「過去」はどこまで裁かれるのか、200年前の奴隷制度に賠償求めるカリブの14カ国が開ける“パンドラの箱”
2013.11.7 15:00 (1/4ページ)[westピックアップ]
ジャマイカなどカリブの14カ国が、奴隷制度による被害の賠償を、英、仏、オランダの3カ国に求める
ことを決めた。この分野に詳しい英国の法律事務所の支援を受け、3カ国との交渉次第で国際司法裁判所
(ICJ)に持ち込むという闘争方針を描く。2世紀以上もさかのぼる「過去」に対する賠償請求は、
国際法廷でほとんど例がないとみられる。過去はどこまで裁きの対象になるのだろうか-。(坂本英彰)
◆奴隷制に対する直接的な賠償を」
「人道に対する恐るべき負の遺産はなおカリブ諸国に残っている。国々と人々の発展のため、
償いが行われなければならない」
9月、ニューヨークで行われた国連総会一般討論演説で、英連邦の小国セントビンセント・グレナディーンの
ゴンサルベス首相が訴えた。賠償請求運動の先頭に立つゴンサルベス氏はカリブ共同体の会合で、参加各国にも
国連演説で賠償問題を盛り込むよう求めていた。英植民地だった同国やフランス植民地だったハイチなど
14カ国は7月、委員会を設置し、賠償問題で統一行動を取っていくことを正式発表した。
カリブ諸国にはアフリカにルーツを持つ人々が多く住む。16世紀から18世紀にかけて盛んに行われた
奴隷貿易によるものだ。英国などはアフリカから新大陸側に奴隷を輸出し、新大陸側から農産品を輸入する
三角貿易を展開。植民地のプランテーションで奴隷を働かせた。取引した奴隷は英国だけで300万人以上といわれる。(以下略)
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