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(>>1の続き)
急展開したのは、今年9月。次男を保護していた児相が、大田区内の別のマンションに千恵美容疑者が転居したことを把握し、
警視庁に相談。捜査1課が英明容疑者らに事情聴取し、3人の子供を捨てたことを認めた上、DNA型鑑定で長女と次女が実子である
と確認されたため、10月29日に逮捕した。
■「長男は親族に預けた」と虚偽説明…児相相談も、警察「記憶なし」
児相が「両親に虐待されている」との連絡を受け、次男を保護したのは16年12月。さらに、17年2月には長男が行方不明になって
いることも分かった。その後、8年半以上も捜査の手が伸びなかったのは、英明容疑者らが住民登録を変更せずに引っ越しを繰り返して
いたからだ。
埼玉県上尾市で14年2月に長男を生み、次男が保護された16年12月には北区赤羽のアパートで暮らしていた。だが、北区に
住民登録されておらず、児相から指摘を受けて変更した。このとき、死亡しているはずの長男も登録されたため、長男の行方が
分からない問題が浮上した。
英明容疑者らは長男について「生後数カ月で親族に預けた」と説明したが、翌17年1月には連絡が取れなくなり、アパートは人知れず
引き払われた。児相が同2月になって親族に確認したところ、長男を預かった事実はなく、英明容疑者らの説明が虚偽だったと判明した。
児相は同4月に赤羽署に相談したというが、警視庁には記録が残っておらず、担当者も「記憶にない」と説明している。捜査関係者は
「警察であれば、行方を追う手段がいくらでもある。当時、真剣に捜し出していれば、長女、次女の悲劇は防げたかもしれない」と後悔を
口にする。
別の捜査幹部は「長男のことがばれたときに、住民登録を変更しなければよかったという『悪知恵』が働いた可能性もある。長女、次女
を出産直後に捨てたのも、出生届を出さなければ、ばれないと思ったからだろう」と指摘する。
(さらに続きます)