13/11/01 13:32:58.36 NiOKa9r+0
植草一秀
日本政治においては、
2009年に樹立された小沢-鳩山氏主導の主権者政権が巨大な謀略工作によって転覆された。
その一端は、ウィキリークスが公開した情報によって人々の知るところになった。
2010年2月2日に、国会内の民主党幹事長室で米国務次官補カート・キャンベルと小沢一郎幹事長の会談が行われた。
翌2月3日、キャンベルはソウルでキム・ソンファン大統領首席秘書官と会談し、
日本の外交窓口を小沢-鳩山ラインから菅-岡田ラインに切り替えることを伝え、
この内容がワシントンにも報告された。
この事実を暴露したのがウィキリークスである。
真偽を確かめる方法はないが、米国が否定していないことから、
この暴露情報は事実であると思われる。
米国政府が日本の政権を転覆させる意思決定を行ったものである。
事実、この後、鳩山政権は崩壊に追い込まれる。
後継政権となったのは菅直人政権であり、岡田克也氏は外相に留任した。
まさに、日本外交は菅-岡田ラインに切り替えられたのである。
重大な犯罪を実行しているのは米国政府であって、
ジュリアン・アサンジ氏でもスノーデン氏でもない。
本末転倒なものの理解に陥らないように十分留意する必要がある。