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★ ベトナムからの留学生 去年の5倍 11月1日 0時25分
日本語学校などに通う海外からの留学生は、日中関係を巡る緊張を背景に、かつて大半を占めていた
中国からの留学生が大幅に減った一方で、日本企業の進出が相次ぐベトナムからの留学生が
去年の5倍に増えたことが分かりました。
日本語教育振興協会によりますと、全国に400余りある日本語学校などに通う海外からの留学生は、
東日本大震災の後の2年間で1万3000人余り減りましたが、ことし7月には4万2600人余りと
震災前とほぼ同じ水準に戻ったということです。
このうち、かつては7割近くを占めていた中国からの留学生は震災前より9000人少ないおよそ
2万100人にとどまり、全体の半分以下になりました。
一方で、ベトナムからの留学生は、去年の5倍となる1万人を上回り、留学生のほぼ4人に1人が
ベトナム人となりました。
日系企業のベトナムへの進出が相次いでいることなどを受けて、日本語を身につけて日系企業への
就職を目指す留学生が増えているとみられています。
こうした留学生の変化について日本語教育振興協会は「震災の影響や、尖閣諸島を巡る日中関係の
緊張で日本への留学を希望する中国人が減少している。ベトナムからの留学生が急激に増えているので
就職や生活について支援していく必要がある」と指摘しています。
NHK URLリンク(www3.nhk.or.jp)