13/10/26 15:58:09.71 XK/zyC290
家事育児介護のアンペイドワークの扱いは、
高度に発達した経済の社会では難しい。
フェミニストの一部には、アンペイドワークがカネを産まないと
いう理由で不当に評価されているとする意見があり、
(マルクスのいう人間疎外に近いかな)専業主婦をもっと高く評価せよと
いう(左翼思想と保守思想の不思議な混合の感があるが)
しかし現実的には、世界の多くの国では、アンペイドワークを
ペイドワークに移行させることで解決している。
シッター、家政婦、外食など、家事の外注化とペイドワーク化。
家族のために主婦(主夫)が飯をつくるのはカネを産まないが、
東南アジアの屋台のおばさんのように客のために飯をつくれば、
カネがうまれて経済が活発に回る。
日本はアンペイドワークのペイドワーク化が遅い。
(介護はかなりペイドワーク化されているけど)
戦後数十年の異常な高度成長の時代に、低収入リーマンでも専業主婦が持てて、
主婦がアンペイドワークとして家事育児介護をやった名残だろう。
今後、アンペイドワークを無くしていくしか、男女平等の道はなさそうに思う。