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対馬野生生物保護センターでの、つしまる
2000年12月20日、上県町佐護友谷の鶏小屋に仕掛けられた箱ワナに一頭のツシマヤマネコがかかり、
センターに保護され、その後の検査でFIVに感染していることが判明しました。
当時は、センターにはヤマネコを飼育する施設がなく、写真のようなケージでずっと飼育されていました。
URLリンク(kyushu.env.go.jp)
2003年11月、上部は金網で覆われ、雨や風が入り、日光が降り注ぐような飼育舎ができました。
寝室も設けられ、室内・外を自由に利用することができます。
飼育舎に放たれたつしまるの眼光は鋭くなり、ボサボサだった毛並みは艶やかさを取り戻しました。
長い間世話をしてきた職員も、これが本来の姿だったのだ、とはじめて気が付きました。
URLリンク(kyushu.env.go.jp)
URLリンク(kyushu.env.go.jp)
つしまるは、2007年1月30日までセンターで、訪れた人にツシマヤマネコの存在をより身近に感じ、ツシマヤマネコ全体が置かれている厳しい状況に関心を持っていただくために一般公開されました。
体調を崩して一般公開から引退し、センターで治療を受けて、かなり調子がよくなることもありましたが、2007年6月4日に亡くなりました。
亡くなった後の検査では、エイズ症状は起こしていなかったと考えられました。
専門のセンターですらこんな状況なのに
15年も長生きさせて、毛艶もよくてちょいデブの可愛いヤマネコに育てたおっちゃんの功績は偉大だ