13/10/22 01:48:19.23 0
2002年に富山県氷見市であった強姦冤罪(ごうかんえんざい)事件で、服役後に無罪が確定した柳原浩さん(46)が国などに
約1億円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が21日、富山地裁(阿多麻子裁判長)であった。柳原さんが本人尋問で、有罪判決を
受けた心境を「家族からも見捨てられ、もうだめだと思った。自分の意志とは関係なく、やったと思って刑務所に行くしかないと思った」
などと証言した。
柳原さんは取り調べについて、証言台をたたくなど身ぶりを交え、「刑事に机をたたいて脅された」「刑事が怖かった」と証言。再審公判
の供述調書で「脅されたことはない」とされている点については、「(脅されていないと)自ら述べたことは一度もない。『再審で必要な書類』
と言われ、早く終わりたい思いだった」と述べた。
この日は被告側反対尋問の途中で、柳原さんの体調不良を理由に閉廷した。傍聴した足利事件の菅家利和さん(67)は3年前の
自身の再審公判で、取り調べを録音したテープ再生中に体調不良になったことを振り返り「体験した人でないと分からない」と話した。
柳原さんは02年1月と3月に女子高生を襲ったなどとして逮捕、起訴された。服役後に真犯人が発覚し、07年、再審で無罪が確定した。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)