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★中国産米 イタイイタイ病を招いた重金属による汚染の危険性
2013.10.16 07:00
史上最大の産地偽装が発覚した。23府県にあるイオングループ674店舗で昨年12月から今年9月にかけ、
「国産米」として販売された弁当112種類、おにぎり35種類に中国産米が混入していたことがわかったのだ。
原材料である米の産地を偽っていたのは、三重県四日市市の米穀販売会社「三瀧商事」。
同社はこの中国産米に加えて、菓子や日本酒の原料となる加工用米など、計4000tを超える過去最大の
偽装米を販売していた。中国産米について「安全性に問題はない」とするが、消費者の怒りと不安は増すばかりだ。
「国産米と書いてあったから安心してたのに中国産だなんて。裏切られた気持ちです」(46才主婦)
「本当に安全性に問題がないと言えるのか。ちゃんと調べてほしい」(52才主婦)
これらの声は当然と言うのは中国食品事情に詳しいジャーナリストの椎名玲さんだ。
「中国の農地は農薬や重金属などで7割が汚染されているといわれます。このため、中国産米は骨軟化症や
腎機能低下を発症するカドミウムに汚染されている危険性がある。過去に日本でイタイイタイ病を
引き起こした重金属が含まれる可能性があるのです」(椎名さん)
2008年に発覚した毒餃子事件では、農薬成分メタミドホスが混入された中国産冷凍餃子を食べた
日本人10人が中毒症状を訴えた。この事件に日本は震撼したが、中国内の改善はまったく進んでいないという。
「毒餃子事件から5年経ちますが、中国の食環境は悪化する一方。もともと水不足で手を洗う習慣がなく、
衛生意識が日本とはまるで違う。検査証明書を偽造するなど、食の安全へのモラルを欠く国柄なので、
公的なチェックもまったくきかない」(椎名さん)
そんな中国ばかりでなく、韓国産も不安だらけだ。
韓国では昨年末に工場で生産されたキムチからノロウイルスが検出された。今年に入ってからも飲食店の焼酎
「チャミスル」から軽油成分、冷麺から大腸菌が検出されるなど、 “コリア名産”の汚染が次々と発覚している。
>>2へ続く
※女性セブン2013年10月24・31日号
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