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>>462の続き
■250年前の朝鮮人が羨み恨んだ豊かな日本…金仁謙「日東壮遊歌」より
※金仁謙は第十一次朝鮮通信使で、1764年に来日しました。
「日東壮遊歌」は金仁謙の日本滞在中の記録です。
・1月28日 京都
沃野千里をなしているが 惜しんであまりあることは
この豊かな金城湯池が 倭人の所有するところとなり
帝だ皇だと称し 子々孫々に伝えられていることである
この犬にも等しい輩を みな悉く掃討し
四百里六十州を朝鮮の国土とし 朝鮮王の徳を持って
礼節の国にしたいものだ
・2月3日 名古屋
人々の容姿のすぐれていることも 沿路随一である
わけても女人が 皆とびぬけて美しい
明星のような瞳 朱砂の唇 白玉の歯 蛾の眉
芽花の手 蝉の額 氷を刻んだようであり
雪でしつらえたようでもある
人の血肉をもって
あのように美しくなるものだろうか
趙飛燕や楊太真が
万古より美女とのほまれ高いが
この地で見れば 色を失うのは必定
越女が天下一というが
それもまこととは思えぬほどである
これに我が国の衣服を着せ
七宝で飾り立てれば 神仙鬼神もさながらと
恍惚感いかばかりだろう