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○10月11日(金)【APEC、ASEAN:安倍総理の活躍を正確に伝えたウォールストリートジャーナル】
これが私が見てきたAPEC、ASEAN、EASにおける事実である。
帰国して日本のメディアの取り上げぶりには驚かされた。
「中国が存在感を示した」という記事が目立ち、一連の会議で安倍総理が示した存在感はほとんど紹介
されていない。特にアメリカ、ロシア、オーストラリアを含むアジアに関連する17カ国首脳が参加する
最も重要な昨日の東アジアサミット(EAS)の状況が、今朝の紙面ではほとんど取り上げられていない。
一方でウォールストリートジャーナルは会議における状況を「Abe Raises Profile at Asian Summits」
という見出しの記事で比較的正確に伝えている。
その記事の中では「オバマ大統領の欠席により、主張を強める中国に有利とみられていたが、東南アジア
との関係強化に熱心な別のリーダー、安倍晋三日本国首相にスポットライトが当たった」 という主旨の
書き出しから始まって、安倍総理が一連の会議を主導したことがきちんと書かれている。
総理外遊に同行する官房副長官の最も重要な任務は首脳会議や会談の模様を記者団にブリーフする
ことである。今回も会議や会談の模様を丁寧に正確に記者団には伝えてきたつもりだ。日本のメディアが
中韓首脳との立ち話や握手があったかどうかに気を取られて、一連の重要なアジアの首脳会議を十分な
スペースで取り上げず、自国首相がどういう行動をとり、どういう評価を得たかを正確に伝えていないのは
本当に残念だ。
(抜粋、全文はソースをご覧下さい)
□ソース:世耕日記
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