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浜松まつり組織委員会は、今年五月の浜松まつりの凧(たこ)揚げ会場(南区)などで殴る蹴るなどの暴力行為で関係者を負傷
させた自治会名を、今月中旬にもまつりに参加した百七十三自治会の会長に公表して警告する方針を決めた。これまで同様の
ケースは「水面下」で厳重注意にするなどして済ませてきたが、まつりのモラル向上を図るため、再発防止を願って異例の措置に
踏み切る。
公表される自治会のうち、中区のある町は五月三日、凧揚げ会場で同区の別の町と「凧を落とされた」などと小競り合いになり、
複数の男性が集団で殴るなどの暴行を加えた。暴行した男性の中には、たすきをかけたまつり役員もいたという。
警察署員やまつりの警備などを担う統監部の担当者らが止めに入ったが、暴行された男性は鼻や肋骨(ろっこつ)を折るなどの
けがを負った。数十万円で示談は成立している。
九月十九日に、まつり組織委の規約に基づき、同委や弁護士などでつくる規律違反審査委員会を開き、関係者から事情を聴く
などした。まつりから暴力排除を徹底している中で、複数で暴行するなど「リンチ」のようだったことなど事態を重く見た。
組織委は「示談が成立する中で異例ではある。批判はあるかもしれないが、まつりから暴力を排除していきたい決意だ。子どもの
誕生を祝う、暴力のない本来のまつりにしたい一心だ」としている。
今年の浜松まつりは期間中に二百三十六万六千人(前年比六十六万人増)の人出があり、県内最大級のまつりとされている。
今月三日の浜松市議会環境経済委員会で市観光交流課は、まつりの経済波及効果を六十億八百万円と発表した。
ソース(中日新聞) URLリンク(www.chunichi.co.jp)