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衣料品店の女性店員２人に土下座謝罪させた女が逮捕されました。
女は、土下座させるだけではなくその模様を携帯電話で撮影して「ツイッター」に投稿。
行きすぎた行為に、インターネット上ではユーザーたちから「やりすぎだ」と非難が殺到し、
逆に女の氏名や住所、職業が特定されてさらされるなど、いわゆる「炎上」状態になっていました。
女の暴走に弁解の余地はありませんが、ネットユーザーの中には、
こうした火だねを探して騒動を大きくする人たちがいます。
「鬼女」と呼ばれる人々もその一種。大手掲示板「２ちゃんねる」から派生した「既婚女性」の略語で、
他人の問題行動や不祥事に注目し、ネットで徹底糾弾するのが特徴です。
騒ぎの現場まで出向いて調査を行う「スネーク」というユーザーもいて、
こちらはテレビゲームの登場人物の呼称からの転用だとか。
ネットを徘徊する彼らに目を付けられれば、個人情報などすべてを丸裸にされてしまう恐れがあり、何とも背筋が寒くなります。
監視社会の恐怖を描いたジョージ・オーウェルの小説『１９８４年』を思い出したのは私だけでしょうか。
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