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農林水産省は4日、外国産米が混じったコメを国産米として販売していた
三瀧商事(三重県四日市市)などが、愛知、岐阜、三重、滋賀、大阪の5府県の
67業者に偽装したコメを卸していたことを明らかにした。業者名は公表していない。
三瀧商事が菓子などに使われる加工用米845ットンを主食用米として販売していたことも判明した。
同社は農水省に不正行為を「2005年からやっていた」と話している。
三瀧商事の販売先のうち2社は名古屋市の加工業者で、弁当やおにぎりなど
4477万個を大手スーパーのイオンなどに提供した。
イオンは西日本中心に約670店舗で「国産米」と表示し販売していた。
そのほかの65事業者は主に小規模なスーパーなどの小売店で、
三瀧商事から仕入れたコメを精米して販売するなどしていた。
農水省は「安全性に問題があるコメが流用されたという事実は確認されていない」とし、
偽装米を食べても健康面の問題はないと説明。
一方で組織的で悪質な行為とみて、不正競争防止法違反などでの刑事告発を検討している。
三瀧商事の幹部は4日「イオンに指定された国産米が足りずに中国産を使った」と述べ、
法律違反を認識していたことを認めた。
昨年8月に死去した前社長の指示で偽装を続けていたことも明らかにした。
農水省は、三瀧商事と子会社が、偽装行為で10~13年に少なくとも
計約1億2400万円の利益を不正に得たとみている。
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