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ダボス会議とは、スイスはジュネーヴに本部を置く非営利財団の世界経済フォーラム
"World Economic Forum"が、毎年1月末にスイスはダボスで開催される年次総会をさす(会期は5日間)。
パネリストはユダヤ人が多い。実質的な政治経済政策はこのダボス会議で行われるため、影のサミットとも呼ばれる。
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ダボスの町で目立つのがユダヤ人。そういえば世界経済フォーラムは、ドイツ生まれのユダヤ人のシュワブ博士が設立した公益財団だった。
戦争が始まった頃には受け入れていたユダヤ難民も拒絶し、以降、スイスの国境警備官は少なくとも2万4000人の難民を追い返したことがわかっている。
フランスからポーランド方面行きの列車でアウツシュビッツ強制収容所に送られるケースが多かったようだ。
戦争中に流行ったジョーク「スイス人は週に6日間ナチスドイツのために働き、残りの1日はイギリスの勝利を祈る」
戦争末期になると、教会や人道支援団体によってユダヤ人難民も受け入れるようになり、一部はダボスに滞在している。
今もそのままダボスに住んでいるユダヤ人難民は少なくない。
スイスは計約30万人のユダヤ人を庇護したとされる(2002年:スイス独立専門委員会 ICE より公表された報告書より)。
参考文献:URLリンク(www.uek.ch)
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現在、ダボスに住むユダヤ人は、ドイツ語圏や東欧諸国などに定住した人々とその子孫(アシュケナージム、Ashkenazim)とのこと。
使用言語はイディッシュ語(Jiddisch / Yiddish)。
イディッシュ語にはウクライナ方言・リトアニア方言・ポーランド方言・ドイツ方言があるが、スイスに住むユダヤ人のほとんどは、ドイツ語方言(標準ドイツ語の変型)を使う。
ダボスはなかなか興味深い所だった。