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福島県の農産物の安全性を英国から発信しようと、在英県人会ロンドンしゃくなげ会は五日にロンドンで催される「ジャパン祭」で、
県産米と県産果物のジュースなどを販売する。全農と全農県本部が協力する。東日本大震災と東京電力福島第一原発事故以降、
全農が県産米を海外に送るのは初めて。関係者は「世界的な風評払拭(ふっしょく)につながれば」と期待している。
ジャパン祭は日本の文化や物産を紹介する年一回の大イベント。昨年は約八万五千人が訪れ、にぎわった。
ジャパン祭で販売されるのは、県産米「福島天恵米(てんけいまい)コシヒカリ」と「福島ひとめぼれ」が各百四十袋(一袋五百グラム
入り)。県産果物を使ったジュース「福島桃の恵み」「福島林檎(りんご)の想(おも)い」、会津の「冷たいアスパラガスのスープ」もある。
しゃくなげ会の会員らが市民や観光客らに売り込み、農産物の安全性を説明するチラシを配る。収益は東日本大震災ふくしまこども
寄付金に送金する。
しゃくなげ会は震災と原発事故後、ジャパン祭で民芸品の「赤べこ」や「起き上がり小法師(こぼし)」、「福島 絆」と書かれたTシャツ
などを販売し、県民の声や復興への思いを英国で訴えてきた。
今回、販売するきっかけとなったのは、今年二月、福島県で開かれた在外県人会サミット。参加したしゃくなげ会の満山喜郎会長が
放射線モニタリング検査など、農産物の安全確保体制を確認。農家が風評に困っている話も聞き、ジャパン祭で安全性をPRできないか
考えた。会場のトラファルガー広場はロンドンの中心部にあり、海外からの観光客らでにぎわうことから、福島県の農産物の安全性を
伝えるのに効果的と判断した。
満山会長は「東京五輪の招致に際し、原発事故の風評が世界に広がった。福島の農産物が一番安全だということをロンドンから
発信したい」と話している。
ソース(東京新聞・福島民報から) URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
写真=ジャパン祭で「福島グッズ」などを販売するロンドンしゃくなげ会員ら(昨年10月)
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)