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今年度、韓国への修学旅行を予定していた公立高校15校のうち11校が旅行を中止し、国内に変更したことが分かった。
今春の北朝鮮の核・ミサイル問題などを受けたもので、各校が生徒の安全や保護者の意見などを考慮した結果とみられる。
海外への修学旅行は2001年、秋田空港にソウル便が就航したのを機に、検討が進んだ。県は04年から、
ソウル便の利用促進のため、修学旅行生らへのの補助事業を開始。初めての利用者には1人あたり2万円を支給している。
制度の利用者は増加傾向で、昨年度は27校1658人(私立高校、専門学校など含む)に上った。
公立高校の海外への修学旅行も09年度までは10校に満たなかったのが、10年度は12校、11年度は20校に。
県教委高校教育課は「補助制度などのおかげで、金額的には国内への修学旅行と大差がなくなった。
国際意識が高まってきたのもある」と分析する。
それだけに、韓国への修学旅行の中止は、機運に水を差すものになった。
高校教育課は「やむを得ない状況だった。各学校の判断を尊重したい。このような状況が長く続かなければ」と来年以降の復活を期待する。
県教委は10年度、ソウル高校と協定を締結。日韓の高校生が行き来するなど交流を後押ししている。
「修学旅行や交流を通じて、国際的な視野を広げてほしい。これからもつながりを大事にしていきたい」としている。【小林洋子】
毎日新聞 2013年10月04日 地方版
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