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☆★☆★2013年10月03日付
「賽(さい)は投げられた」は、ユリウス・カエサル(シーザー)がルビコン川を渡るときに放った言葉で、
事ここに至った以上は後戻りできないという意味だが、安倍カエサルも消費税の引き上げを4月から
断行すると決断した。さて賽の目の行方はどうなるのか?▼本心なのかそれとも演技なのか安倍首相は
最後の最後まで迷っていたように見えた。もしかして土壇場でどんでんがえしもある?まさか?
と注目していたのだが、麻生副総理兼財務相をはじめとする党内圧力には抗えなかったようである。
庶民の声なき声は先送り期待だったはずだが、専門家たちの大勢はやむなしだったそんな空気も
読む必要はあるのが為政者の辛いところだろう
▼それにしてもマスメディアとは太陽光の追尾装置に似て、常に都合のいい場所に身を置く存在であることを再認識した。
普段の論調は、財政再建と福祉の充実のために消費税増税不可欠と財務省寄りの「べき論」を打ち出しながら、
かといって強く世論喚起を図るわけでもなく、まずは婉曲に主張しながら、いざ増税となると豹変する
▼昨日の新聞はすっかり庶民の立ち場にすり寄り「暮らしを圧迫する」うんぬんといった文言を羅列して、
正義の味方に立ち戻っていた。いまは増税のタイミングでないと反対してきた小欄だが、決まった以上は結果オーライを期待する
▼ただし、税を「あっぺとっぺ(いい加減に=当地方言)」に使ってもらいたくはない。従って納税者はその使途に厳しい目を、
監視の目を向けるべきだろう。
ソース 東海新報
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