13/10/04 08:14:28.04 0
ソース(ハフィントン・ポスト、コピーライター・境治氏)
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ヘイトスピーチという言葉を最初に聞いた時はびっくりした。ヘイトって、hate?嫌いだってことを大勢の前で喋ること?なんだそりゃ?
言葉とはよくできたものだと思う。「ヘイト」という語感にはどこか、つばを吐きかけながら口にするようなイメージがある。まあ意味を
知っているからだろうけど。映画の中で「I hate you!」とそれこそつばを吐きかねない勢いで言うシーンをなんとなく憶えているからと
いうのもあるのかもしれない。
とにかく「ヘイトスピーチ」という言葉の周りには口にするだけで、とても汚らしい、イヤ?なイメージがぼわんと出現する。もう直感的、
本能的に近づきたくないような、子供に見せたくないような、そんな感じがある。
そんな行為がコリアンタウン・新大久保で何度も行われているという。言葉に驚いた以上に、驚いた。そんなことをする日本人が
いるのか。
偏狭なナショナリズムは次元の低い考え方だし、日本人はそういう次元はとうの昔に乗り越えたのだと勝手に思っていた。考えてみたら
まったく根拠はなかったわけだけど、争いを好まない、おもてなしの国民は、攻撃的な差別なんかしないに決まっているものと思い込んで
いた。だから日本人が新大久保に集まっては在日韓国人に対するヘイトスピーチを行うと知った時はもう信じられなかった。
(中略)
ヘイトスピーチに参加する人たちは、在日韓国人の人たちとほんとうに接したことがあるのだろうかと思う。ないんじゃないだろうか。
接したことがあったら、同じ町に暮らしていたら、友だちがいたら、少なくとも"ヘイトスピーチ"はしないと思う。
もう一度言うけど、喧嘩はあるだろう。議論口論、罵り合いもするかもしれない。でもそれはそれでちゃんとした"対決"だ。相手の顔が
見えている状態で、気にくわないことがあれば口に出して相手にぶつける。それはありだと思う。
(>>2以降に続く)
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