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さらばワースト1 群馬県「魅力度」最下位脱出
民間シンクタンク「ブランド総合研究所」(東京都港区)が行ったことしの「地域ブランド調査」で
本県の「魅力度」が全都道府県中44位となり、昨年の最下位から脱出した。「認知度」も38位から25位に上昇。
県はマスコットの「ぐんまちゃん」やスマホアプリ「ぐんまのやぼう」人気の効果が出始めていると分析し、
「富岡製糸場と絹産業遺産群が世界遺産登録されれば、さらに流れが変わるはず」と期待する。
調査は都道府県のイメージや訪問経験、観光地、地産品について尋ね、全国の2万9651人から有効回答を得た。
魅力度や認知度以外の項目では「情報接触度」と「訪問率」がいずれも22位(昨年25位)、
「居住意欲度」も35位(同44位)と順位を上げた。
ただ、「観光意欲度」は45位(同45位)、「食品購入意欲度」は43位(同45位)と下位で、
魅力度も44位で依然低迷している状況は変わりない。
ブランド総合研究所は「世界遺産登録が魅力度向上の起爆剤になり得る」と指摘する。
富士山が世界遺産に登録された山梨県の魅力度は昨年の29位から23位にランクアップ。
担当者は「富岡製糸場が群馬にあると周知する努力が重要だ」と話した。
ことしの魅力度上位は1位北海道、2位京都府、3位沖縄県、4位東京都、5位神奈川県。
下位は43位徳島県、44位群馬県、45埼玉県、46位佐賀県、47位茨城県だった。
上毛新聞 2013年9月28日(土) AM 07:00
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