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自民党ネットメディア局長の平井卓也衆院議員がネット党首討論で「黙れ、ばばあ!」などと野党党首らを罵倒するコメントを書き込んでいたと、一部で報じられた。
しかし、事務所ではまだ確認が取れていないといい、本人のツイッターなども沈黙したままだ。
東京新聞によると、コメントは平井氏がスマホで書き込んだ。他党党首らの誹謗中傷を書き込んだことについては、「申し訳なかったが、やじみたいなものだ」と釈明した。
しかし、書き込んだにもかかわらず、なぜか「画面には流れていなかったはずだ」と説明したという。
平井氏の書き込みがなぜ発覚したのかは定かではないが、ネット上では、IDが表示される状態のまま書き込んでしまったのではないかとの憶測が出ている。
党首らへの誹謗中傷については、「コメントが浮かないように周りのレベルに合わせたのか」といった声もあるが、「これは、下品すぎる」「ネットで工作してますって言ってるようなもんじゃねーか」などと疑問が多い。
■炎上対策から、ツイッターなどで触れず?
平井卓也議員は、党支援者のボランティア組織「自民党ネットサポーターズクラブ」の代表をしており、クラブの事務局では2013年4月11日、会員を名乗るネット上の誹謗中傷が多いとして、そうした行為をしないようにメルマガなどで呼びかけていた。
また、6月19日には、ネットメディア局長の平井氏らが中心となって、ネット上の誹謗中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部内に立ち上げていた。
自らのツイッターでは17日、「自民党は他者の批判はせず、自分の政策を丁寧に訴えるのみです」ともつぶやいていた。
それだけに、今回の書き込みが事実だとすれば、こうした言動に矛盾し、批判を受けそうだ。
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