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ちなみに、2003~2006年の間も、ずーっと量的緩和続けたが、
全て日銀当座預金に詰まれたまま微動だにせず、
日銀当座預金を積み続ければ、市中に金が流れるかもという量的緩和の目的は頓挫し、中止に至った。
リフレ屋さん達は、あのまま量的緩和を続けていれば、日銀当座預金の金を、
銀行は崩して、市中に金が流れた筈だと主張しているが、
何かの間違いでそうなってたら、翌年アメリカの不動産バブルが崩壊し、
世界中がリセッションへと向かう時期に、銀行が融資枠増やすという、
バブルのピーク時にぶっこむ自殺行為をする羽目になっていた。
無論、続けても市中に出回る訳が無いので、そうはならなかったろうが。
ちなみに、アメリカのやってるQE(量的緩和)は、国債購入だけでなく、
事実上の不良債権処理(ファミーメイとフレディマックのジャンク債を引き受けて塩漬けにしてる)な上、
日本と違い温存していたゼロ金利政策も同時使用したので、同じ量的緩和の実施であっても、
状況が全然違ったりする。
主な効果は量的緩和ではなく、ゼロ金利政策と不良債権処理の方だろう。
日本でも、この両者は効果が高かったのだから。