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川崎町の私立通信制高校「明蓬館」(日野公三校長)の生徒が22日、同校がある安宅地区で開かれる彼岸花まつりで、東北地方の
特産もち菓子「ゆべし」を販売する。2月に研修旅行で岩手県陸前高田市を訪れた際に、東日本大震災の被災者から学んだ本場仕込み
の味。21日には招待した被災地の自治会役員ら3人が高校に到着。再会を喜び、まつりに向けた商品の最終チェックをした。
招待したのは陸前高田市広田町の長洞地区仮設住宅、通称「長洞元気村」自治会の村上誠二事務局長(57)ら3人。長洞集落は
海沿いにあり、60戸のうち28戸が津波で被災した。現在19世帯の97人が元気村で暮らし、高台への共同移住を目指して復興に
取り組んでいる。被災地体験ツアーも積極的に受け入れている。
研修旅行には生徒15人が参加、プレハブで再開した商店街などを見学した。元気村では郷土料理を食べながら地元の女性グループ
と交流。生徒が歌やギター演奏を披露した。その一人、大坪航さん(21)は「被災地で力強く生きる住民に逆に元気をもらった」と振り返る。
ゆべしはもち米にごまやクルミなどを混ぜて蒸した素朴な菓子。元気村では復興を支える特産品として販売しており、明蓬館高は
これを支援しようと、地元のまつりで「東北伝統の味」をPRすることにした。売上の一部は寄付する。
ゆずやレモンなど8種類の味で、1個100円。生徒の松本悠さん(18)は「仕上げは元気村の皆さんにも手伝ってもらい、より本格的な
味になった。愛情込めて作ったのでぜひ食べてほしい」と話している。まつりは午前9時~午後4時。川崎町安宅交流センター。
(※問い合わせ先省略。ソース元でご確認下さい)
ソース(西日本新聞) URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
写真=「たくさんの人にゆべしを食べてほしい」と来場を呼び掛ける明蓬館高の生徒と、長洞元気村の村上誠二事務局長(右)たち
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)