13/09/21 23:31:21.38 lsxNK9JX0
KGBが存在した時代だけではなく、16世紀の「イワン雷帝」の時代からずっと、ロシア人は秘密警察と同居してきた。
何世紀にも及ぶ抑圧的で冷酷な支配が、ロシア人の特質―悲観主義、疑り深さ、秘密主義、汚職、命令の無視―を強めていった。
・ロシア人は誇り高い国民だから、屈辱を与えてはいけない。
・ロシア人は、自分のわずかな譲歩で、相手方から大きな譲歩を引き出そうとする。
・彼らは戦争の話題には敏感で、過去の戦争は外国の侵入に対する、自衛のための戦いだったと認識している。
ロシア人はロシア側から見た歴史しか学んでいないのである。
・ロシア人ほど子供好きな国民はいない。互いの子供の写真を見せ合うのは、心を通わせるのに最適である。
・西洋と東洋の2つの要素を持つ性格は、彼らを精神分裂症ぎみに見せるかもしれない。
驚くことはない。1つの顔が現れると、やがてもう1つの顔が現れるだけなのだ。
・歴史を振り返ると分かるように、彼らはほとんど民主主義を経験したことがないから、平等、公平、公正や、忌憚のない議論を彼らに期待してはいけない。
リチャード・ルイス 『文化が衝突するとき』より